Fedora 20とWindows8.1のデュアルブートをしてみた
Linuxを勉強しようと思い立ったので,Windows8.1が入っているノートパソコンにFedora 20をインストールしてみたのだけれど,わからないことだらけで途中いろいろとはまったので記録しておく.
インストールのときに参考にしたのはこのページ.
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120614/402590/?ST=oss&P=1
Fedora 17とWindows 7のデュアルブートで,違うところが多いんだけど全体の流れをつかむのに参考になった.
以下,インストールした流れとつまづいたこと.
1.Fedora 20(http://fedoraproject.org/ja/)のデスクトップ版をダウンロード.
2.USBにISOイメージを焼いて,LiveUSBを作成(作成ソフトとしてLiveUSB Creatorを利用).
最初,LiveUSBを作成するソフトがどれがいいかわからなくて,いろいろ試してたら,USBの容量の表示がおかしくなって,きちんと書き込めなくなったので,SDFormatter(https://www.sdcard.org/jp/downloads/formatter_4/)を使って直したりした.あと,ちゃんと作成したはずのLiveUSBなのにFedoraが起動しないとかもあったけど,ノートPCのUSBポートのひとつが壊れてたとかだった.
3.Windowsでパーティションを調整して,空き領域を作成.
4.USBからFedoraを起動して,ノートパソコンにインストール.
最初,インストール先の設定で,空き領域を作成していたはずなのに,空き領域を認識してくれず,カスタムのパーティション設定で自動的にマウントポイントを作成するをクリックしてもエラーが出て失敗した.いろいろ触ってみて,インストール先の設定画面の下部にある「完全なディスク要約とブートローダ」というところからブートローダーをインストールしないという項目が選べるので,それを選択してからカスタムのパーティション設定で自動的にマウントポイントを作成するとうまくいった.
5.ブートローダーをインストールしなかったので,Windowsのブートマネージャからブートできるように設定.
最初,ITProのページの方法をやってみたら,うまくいかなかったので,ここ(https://wiki.ubuntulinux.jp/UbuntuTips/UsbInstall/BootUbuntuInUsbWithBiosWithoutSupportForUsb/Grub4dos)を参考にしながらgrub4dosというツールを導入.Bootmgrを使っている場合の手順を行う.加えて,grldrとgrldr.mbrをコピーする際,一緒にmenu.lstもコピーする.LiveUSBからFedoraを起動して,インストールしたFedoraの/bootを確認し,参考ページのmenu.lstの書式と例を参考にして,menu.lstを変更する.カーネルのファイル名はvmlinuz~というので,initramfsのファイル名はinitramfs~.imgみたいなやつ.~の部分は両方とも同じ英数字.
5.FedoraをWindowsのブートマネージャから起動!
起動できた.ちゃんとインストールできてるか不安だけど,いろいろ試してみるつもり.